箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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近頃、自動車の急激な増加に伴う交通量の増加は、道路交通の上から、その整備が強く望まれている。国道上にある町内の交通事故対策として、信号機の設置、横断歩道設置など、急速に進んでいるが、松島中央部に歩道橋を設置してほしいとの要望が高まっている。昭和四十年度の道路交通量の調査実績は前頁の通りである。この表から、自動車(三輪車を含む)の急増が見伊那辰野(停〉線卯の木地区られ、歩行者の約二倍を示しているが、近時では、この比率がもっと高くなっている。伊那・辰野(停〉線主要地方道として伊那、生田飯田線と共に天竜川東地区いわゆる竜東地区を一貫する道路として、重要なる路線であるが、その整備状況は全く遅れている。最近の交通事情を考察しても、改良整備は緊急を要し、箕輪町初め伊那市、駒ケ根市、辰野町、飯島町、中川村は「主要地方道竜東線整備促進期成同盟会」を昭和四十二年八月結成して地域の開発と振興を目標に整備改良推進に取組んだのである。町においても三日町東河原地区は全くの未改良地区であり、今後の改良促進が強く要望されている。当時の園、県へ提出した整備改良の陳情書を見ると二市三町一村の熱意の一端がうかがわれる。南小河内・伊那松島(停)線(第二節の二)美篤・箕輪線(第二節の四〉沢尻・箕輪線(第二節の三)県道


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