箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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第五章気象第一節観測地の概況0キロ、南北約二0キロ、東と西にある山系を除いた部落のある面のみに限れば標高差約一のOOM範囲の徴気象である。上古田の桜と下古田の桜の開花が例年約五日の差があり、積雪も、木下|福与|萱野高原、松島|八乙女|下古田と登るに従って増すことは生活の上から感じとしてとらえているが、同時観測を実施しての正確な資料がないのでここでは町内四校の観測資料をもとにし、また生活気象について考察する。OOM箕輪中学標高七一箕輪町のほぼ中央で扇状地末端の段丘崖上にある。東は松島|天竜沖積地及び天竜川を遠くに見おろせる高台上にある。西は扇状地が山麓へ上り勾配に広く聞けている。南北は特にさえぎるものもなく辰野、伊那を見渡せるところである。OOM東小学校標高七一古式部城山系の末端、天竜に面した段丘の上にある。したがって西は近くに天竜川の流れを望み対岸の沢|大出|西部山麓を見渡せる。東は南小河内部落を中に古式部城山が迫っている。南は沢川をはさんで長岡部落、北は天竜川の流れにそって北小河内から辰野方面を見通すことができる。M萱野高原を含む山系の末端、鎌倉沢の洞に入り込んだ所が観測地であり、西は山がすぐ近くまで迫り東はラッパ状に広、がっている。南北は西と同じように山が近くまで迫っている。M気象台ぃ関係の調査報告校として指定されている。位置は、扇状地の上から広く見渡せるところにあり、萱野高原をこえて東の山なみが望める。西は上古田部落1山林をへだてて烏帽子の末


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